感染管理

ゲティンゲが目指す感染管理 Getinge Infection Control

効率的かつ有効な感染防止対策と安全・安心な医療環境のために・・・

いまや誰もが耳にしたことがある「院内感染」という言葉ですが、「感染」は病院に限らず、歯科、製薬/薬品開発など医療に関わるすべての環境にその原因が潜んでいることが考えられます。

そして、時として、何かの原因により、様々な微生物が、人の体内の本来存在すべきではない場所に入り込むことで感染します。そこで、その微生物が増殖することにより、その人の体に発熱や炎症などの「感染症」を引き起こします。

感染症の基となる「感染」は、感染の輪と呼ばれる6要素がつながったときに初めて成立します。「感染対策防止対策」の基本は、「感染の輪をつなげない」ということであり、この「輪をつなげない」=「感染防止」のためには、「感染経路」を断ち切るのが、もっとも効率的な方法だと考えられます。

医療現場で使用する器材が、感染経路にならないよう、適切に洗浄~滅菌し、次の患者様のために準備することも重要な感染防止策の1つです。

Getingeは、「感染管理」に必要な装置・機器・ソリューションの提供を軸として、関わるすべての人たちにとって、安心・安全な医療であるための環境づくりを目指してまいります。

※感染経路ー出口から出てきた菌が移動する道筋(医療従事者の手が触れる・汚れた器材が使われるなど)

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院内感染とは

理由が何であろうとも、ある医療施設の中で、
患者さんもしくは医療従事者に起きる感染及び感染症は全て「院内感染」です。

そもそも「感染症」とは様々な微生物が本来いるはずのないヒトの体のどこかに侵入し、増殖することによって、そのヒトに発熱や炎症などの"症状"を起こさせることを言いす。

「院内感染」は、どのような原因や状況で起きたとしても、「感染」は「感染」です。これは、歯科医療の臨床現場でも例外ではありません。そして、この「感染」は感染した本人への不利益ばかりでなく、医療施設側への不利益=経営の圧迫へ結びついてしまいます。

平成17年2月に発行された厚生労働省による「医療施設における院内感染の防止について」では、院内感染を以下のように定義しています。

  • (1)医療施設において患者が原疾患とは別に新たにり患した感染症
  • (2)医療従事者などが医療施設内において感染した感染症

これに補足して「院内感染は、人から人への直接、または医療器具等を媒介して発生する。特に免疫力の低下した患者、未熟児、老人等の易感染患者は、通常の病原微生物のみならず、感染力の弱い微生物によっても、院内感染を起こす可能性がある。」とかかれています。

このように、院内感染は、さまざまな原因によって引き起こされ、医療現場に留まらず、歯科医療の現場でも十分にその可能性が考えられます。

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なぜ感染は起こるのか

「感染の輪」と呼ばれるこの6要素のつながりが成り立ったときに初めて感染として成立します。

病原菌 病気を引き起こす菌(ウィルスを含む)
保菌体 病原菌をもっている個体(人・動物・汚染した器材など菌が付着している品物など)
出口 保菌体から菌が出て行く場所(感染患者の傷口・呼吸器・口腔・菌が付着した手指・汚染された器材の表面など)
感染経路 出口から出てきた菌が、移動する手段(医療従事者の手が触れ保菌体が咳をする・汚れた器材が使われるなど)
入口 感染経路によって運ばれた菌が、次の場所へ侵入する場所(傷口・口腔内軟組織・呼吸器・目)
宿主 入口から菌などが侵入し、とどまる場所。保菌体=宿主の場合もある。

感染を効率的に防ぐためにも、その仕組みを知っておきましょう。この関係は、院内感染に限らず、すべての感染に当てはまる考え方です。

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安全な器材処理

使った医療器材を正しい方法で清潔にすること(器材再生処理)は、
「感染管理」「感染防止対策」の大切なプロセスのひとつです。

Getingeの製品は、器材再生処理というひとつの流れの中での感染管理を考える上で、
大切な役割を担っています。

一度使った医療器材がきちんと洗われていなかったり、きちんと滅菌がされていない、処理が不十分・不確実なものを使って治療を行えば、それが感染経路となり、患者さんへ感染を伝播してしまう可能性があります。また、そのことにより、患者さん自身、そして医院側のコスト負担も大きくなります。

ましてそれは、患者さんにとっても病院にとっても不利益にしかなりえないものです。

※(医療材料、医療機器等の洗浄、消毒、滅菌)に関する項目は、前述の「医療施設における院内感染防止について」 の中にも、同じく院内感染防止に関する留意事項として明記されています。
(参考URL) http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/02/tp0202-1.html

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スタンダードプレコーション

基本理念「スタンダードプレコーション」の徹底を

感染症対策の根幹をなすもので、スタンダードプレコーション(標準予防策)という考え方があります。

スタンダードプレコーションとは

米国にあるCenters for Disease Control and Prevention(CDC 日本の国立感染症研究所に相当する国家機関)により提起された感染管理・感染対策のための根本概念です。

個人防護具
(PPE Personal Protective Equipment)

【特徴】
  • 全ての患者さんの「血液・体液・喀痰・便・尿・膿・粘膜・傷のある皮膚」を感染の可能性があるものとして取り扱う。
  • これらにふれる可能性がある場合には、個人防護具(PPE= Personal Protective Equipment/手袋・マスク・ガウン・ゴーグル又は フェイスシールド)を着用する。
  • これらが付着した廃棄物は医療廃棄物として取り扱う。
【成立背景】
  • 1970年、最初の隔離対策が、現在の考え方に先立ってCDCにより提唱されました。
  • 1987年、当初「ユニバーサルプレコーション」という考え方として、医療従事者への血液性感染症の伝播を防ぐための方法として提唱されました。
  • 1996年には、このコンセプトを拡大して「スタンダードプレコーション」という呼び名へ変更。
    スタンダードプレコーションは、医療従事者のみならず、医療現場におけるすべての患者やそこに来る人たちへの(一般的な)感染源の伝播を防ぐための方法として提唱されるようになりました。
  • これは、同年代に米国でエイズが急速に蔓延し、医療従事者のエイズ感染も多く報告されたことがきっかけになりました。
  • 近年HIVはもちろん、肝炎の感染問題なども大きく取り上げられており、それに加えて、最近では新種のウィルス(肝炎やSARS、鳥インフルエンザなど)も出現する可能性が身近にあると認識されるようになりました。

こういった感染から患者と医療従事者の身を守る方法のひとつとして、スタンダードプレコーションは確立されたのです。

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スウェーデンを本拠地とする世界最大級の医療機器メーカー・GETINGEグループの一員として、『インフェクション・コントロール』(感染管理)事業を日本で展開しております。
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